番外編01 アイツとコイツの気になる(?)人間関係 ('09/08/27)Web拍手のお礼画面として掲載 ('11/09/10)編集して再掲 | |
その1 ロザージュ&創太 | |
メテオ | と言う訳で、早速お前らの関係を語ってもらうぜ! |
創太 | 何もかも唐突だな! |
ロザ | そもそも、何故貴方が仕切っていますの? 看板娘はわたくしですけれど? |
メテオ | 俺様はそもそも異世界のもんだから、誰とも『知り合い以上友人未満』なのさ。 |
ロザ | 要は作者にとって都合のいい存在、と。 |
創太 | 本当の事だろうがあんまり大きな声で言うな。 |
メテオ | さて、前置きが長いのもなんだ。さっさとお前らの関係を話せ〜 |
ロザ | (後で煮立った油でも飲ませようかしら…)…関係と言われましても困るのですけど。 |
メテオ | ん〜、そうだな、お前ら出来てんのかって聞きたいんじゃねぇの? |
ロザ 創太 |
ぶっ!! |
メテオ | おお、さすが。息ぴったり。 |
ロザ | …そんなにメテオさんが頭をカチ割られたがっていたなんて知りませんでしたわねぇ…? |
創太 | 落ち着け。…とりあえず、恋人同士じゃないのは確かだ |
メテオ | じゃ愛人? |
創太 | 他に本命がいるみたいに聞こえるだろうが! 違う! |
メテオ | じゃ、なんだよ? |
ロザ | そうですわね…出会いの経緯を掻い摘まんで話しますと 創太さんと真弓さんが借金の取立てから逃げてきたので、わたくしの家が創太さんの家の借金を立て替えてひとまず返済したのです。 |
創太 | それで、今は俺と姉さんでその立替金を返済してるんだ |
メテオ | ほぉ、じゃ貸主と借主の関係、と。……そんだけ? |
創太 | たまにしょうもないワガママに付き合わされることもあるな… |
ロザ | ちょっと。しょうもないってなんですの? |
創太 | 得体の知れん森で怪しい毒キノコや毒草採って来させたり 得体の知れん店でやけにリアルな人体模型買って来させたり、十分しょうもないだろ! |
ロザ | 失礼な! わたくしを全否定するつもりですの?! |
創太 | お前の構成要素はそれだけか?! |
ロザ | お父様の構成要素もほぼそれだけですわ!! |
創太 | 偉そうに言い切ることか!! |
メテオ | はいはい、喧嘩は後でやれよ。…で、そんだけ? |
創太 | …あー、そうだな、あとは姉さんがたまに一緒にお茶してる…くらいか? |
メテオ | ふーん。そんだけ? |
創太 | しつこいな、そんなに恋愛関係に持っていきたいかお前は! 無いからな! |
メテオ | …あっそ。 |
ロザ | …………………… |
メテオ | (…今後の発展の余地は…さてはて) |
その2 ナルツィッセ&ロイス | |
メテオ | ほい、次はお前らと。 |
ロイス | 貴様は時々校内をうろついている部外者だな。用も無く立ち入るな |
ナル | ああ、メッちゃんはあたしを待ってくれてるのよ。放課後被服室借りて衣装合わせ見てもらってるの。 |
ロイス | 学校で何をしている |
ナル | コスプレの衣装合わせ。 |
ロイス | 誰が言い直せと言った |
メテオ | それは良いとしてだ… |
ロイス | 話を変えるな |
メテオ | お前らの関係を話せー |
ロイス | 聞け。 |
ナル | あたしとロイスの関係って言ってもねぇ、単に同僚でしかないわよ? |
ロイス | (結局無視されたか)…せめて先輩と言え。貴様はまだ実習生だぞ |
メテオ | そんだけ? |
ロイス | 他に何がある |
メテオ | ほら、種族ヴァンパイアとダンピールじゃん? 血縁はあるのかとかさ。 |
ロイス | 成程。…だがこいつと血縁は無いぞ |
ナル | まぁ、姓も違うし、そもそも名前の言語も違うしねぇ。 |
ロイス | 言語の違いなど有って無いようなものだろうがな |
メテオ | それはファンタジー系創作に良くある疑問だから言っちゃダメなんだぜ。 |
ロイス | そのメタな台詞も言うべきでは無いだろう。 |
ナル | まあ、仮にこいつと血縁があったとしてもねぇ。 年下なのにこんな頑固で説教癖のある奴が居るなんてたまんないわ |
ロイス | それはこちらの台詞だ。俺のおよそ倍も長く生きていると言うのにまだ落ち着きが無いなど… |
ナル | 失礼ねぇ! うちの母様はもっと落ち着きがないわよ! |
ロイス | 血縁が無くてより有難い事だな |
ナル | ちょっとぉ、カルンシュタイン家を否定する気?! 敵に回す気?! |
ロイス | その考えも下らん |
ナル | なぁんですってぇ?!! あんたのそのすぐ人を下に見るところ、気に食わないわ!! |
メテオ | …あー、血縁無いなら男女関係は? とか聞こうと思ったんだが… |
ロイス | 無いな |
ナル | 無いわね |
メテオ | あ、そうですか。(…こいつらも案外仲いいんじゃねぇか?) |
その3 良&真弓 | |
真弓 | はい、お茶と葛まんじゅうよ。召し上がれ。 |
メテオ | いっただきまー。(もぐもぐ…) |
良 | 貰うよ。(もぐもぐ…) |
メテオ | (ずずず…)…うん、美味い。さて、そんな訳で、次はお前らの番だぜ。 |
良 | 『そんな訳ってどんな訳』っていうツッコミ待ち? 創太じゃあるまいし言わないよ。 |
メテオ | ぐっ… |
真弓 | わかったわ。じゃお話しましょ。 |
メテオ | 反応遅っ! |
良 | でも、関係を語れって言われてもね… キャラ紹介ページに載ってるよ? 元同級生って。 |
メテオ | ん、『元』ってどーゆーこった? |
真弓 | わたしの家の都合でね、辞めざるを得なくなっちゃったの |
メテオ | ほぉ。んで、二人の出会いは? |
真弓 | 良ちゃんは転入してきたの。 ちょうど雨の季節で、中庭のアジサイがとっても綺麗に咲いてたの覚えてるわ… |
メテオ | 風景描写までせんでも… |
真弓 | 良ちゃんはわたしの隣の席になったの。 色々教えてあげようっていっぱいお話していたら仲良くなったわ。 |
メテオ | 仲良く…してたのか? お前が? |
良 | 他の奴を全く相手にしてなかっただけさ。 真弓は人間にしてはそれなりに面白い子だからね |
真弓 | うふふ、良ちゃんのほうが面白いこといっぱい言うじゃない。 |
メテオ | しかし、お前が学校なんか行ってたとは意外だな。 |
良 | 本気で教育受けようだなんて思っちゃいない。暇潰しさ。 …結局それでも暇で、一年足らずでやめたんだけどね |
メテオ | 飽きっぽ過ぎねぇか。 …で、二人の関係の話はそんだけ? |
良 | その聞き方は何? まさか恋愛的な進展を求めてるわけ? |
真弓 | いやだわ、メテオちゃんったら… わたし達女の子同士なのに。 |
メテオ | …え? |
真弓 | 確かに男の子みたいな喋り方とお洋服かもしれないけど、間違えたら可哀想だわ。 |
メテオ | ええ?! |
良 | (ずずず…)ああ、言い忘れてた。真弓が通ってたのは『女学校』だよ。 |
メテオ | えええ?!! |
良 | 真弓、お茶お代わり。 |
真弓 | はーい。今持ってくるわね。(ぱたぱた…) |
メテオ | ……え、お前…本当に…女? |
良 | ……さあね? |
その4 ロザージュ&ナルツィッセ | |
メテオ | さてさて、お前らはそれぞれ二回目か。 |
ロザ | このまま貴方に語らせていたら看板の座を取られそうですわ… |
メテオ | ふふん、何を隠そう俺様は最初の看板候補だったんだぜ? |
ロザ | え?! |
メテオ | 看板『息子』とも看板『娘』ともつかない、って理由でボツになったらしいけどな |
ナル | 普通に『看板キャラ』でいいじゃないの、ねぇ? |
メテオ | まったくだ。 …そんな訳で、うかうかしてるとお前も降ろされるかもしんないぜ? |
ロザ | 貴方と交代になるつもりはなくてよ? |
メテオ | まぁ、今はんなこたぁいいだろ。話そうぜ。 |
ロザ | (いつか始末する必要が出てきましたわね…) キャラ設定に書いてありますわよ、家族ぐるみで付き合っているって。 |
ナル | ちょっとぉ、それだけじゃつまんないじゃない。 |
ロザ | 余計なことをっ… |
メテオ | おお、いいねぇ。言え言えー。 |
ナル | 言った通り家同士の中が良かったからねぇ。そのよしみで家庭教師的なことやってあげてたのよ。 |
メテオ | つまり、お前の教育のせいでこいつはこんなんになったと。 |
ナル | 失礼ねぇ、基礎はロザの父様のおかげでもう出来上がってたわよ! |
ロザ | 貴方達、両方失礼ですわよ。 |
ナル | おかげで昔っから何度殺されかかったことか…まぁ、いいけど |
メテオ | いいのか。 |
ナル | でも、それ以外は妹みたいに『ナルおねえさまー』って言って懐いてきて、それはもう可愛かったのよぉー |
メテオ | ほほぉ。『おねえさま』とはまた…(くすくす) |
ロザ | …………!(赤面) |
ナル | お揃いの衣装作ってあげて一緒に写真撮ったこともあったわねぇ… |
ロザ | …………(何かを取りに席を立つ) |
ナル | 今度見てみる? 確かまだ捨てずにウチにあったと思うわ |
ロザ | ………… |
メテオ | あー…見たいのはやまやまなんだが… |
ナル | やまやまなんだが、どうしたのよ? |
ロザ | ナルツィッセ… |
ナル | えっ? |
ロザ | …いい加減に黙らないと…急所を外しつつ全身に銀の銃弾撃ち込んで傷口を白木の杭で抉った後におろしニンニクをたっぷりすりこんでとどめに心臓突き刺しますわよ…! |
ナル | うーん、それだと過程のわりにとどめがあっさり過ぎる気が… …って、ちょっとぉ?! それ猟銃! 散弾銃!! 急所外されても重傷!! |
ロザ | あら、それが良いのではなくて?(にたり) |
ナル | いやぁあああーーー!!! |
メテオ | (…次行くか) |
その5 ヴィンター&リコリス | |
メテオ | さてさて、やっと最後か。 |
ヴィン | 君、時々墓地をうろついているだろう。墓地は遊ぶところではないぞ。 |
メテオ | んー、遊んでるわけじゃねんだけどなぁ。 |
ヴィン | ところで、何故このような企画を設けたのか聞きたいのだが。 |
メテオ | うわ、ここにきてすげぇ今更な質問。…ほら、このサイトって無駄にキャラは多いのに喋ってねぇ奴が多いじゃん。 |
ヴィン | 一言多い気がするが、確かにそうだな。 |
メテオ | だから閲覧者に大雑把にちょっとでもキャラを知ってもらおう、って思ったらしい。 |
リコリス | ……今回、扱われなかった方が…まだ…たくさん居ますが…? |
メテオ | …今回は作者が力尽きただけだって。いつか日の目を見るさ!! |
ヴィン | (…限りなく疑わしいのだが…) |
メテオ | ふう、前置きが長くなっちまった。 …ほれリコリス。お前らの関係を話しなよ。 |
リコリス | ……私とヴィンター様の…関係…ですか… |
メテオ | …えー、『様』付けって… |
ヴィン | 他人には敬称と敬語を使えと教えたら、僕にも敬称を付けるようになってしまっただけだ。変な目で見るのはやめたまえ。 |
リコリス | ……ヴィンター様は…私が生まれた時から…ずっと一緒でした… |
メテオ | ふーん、親代わりみたいな感じ? あー…えーと、なんだっけ、光源氏? |
ヴィン | 僕は死神として仕事が出来るようにと上から言われているだけで、自分好みに育てる気は全く無いんだがね。 |
メテオ | そう言われるとますます疑いたくなっちまうなー。 |
ヴィン | …そもそもデュラハンには一切身体の成長はないぞ。 |
メテオ | 何…? 永遠に少女のまま…だと?! |
ヴィン | 君は先ほどからどうも誤解を招きそうな発言をするな。そんなに僕をロリコン扱いしたいのか! |
メテオ | うわ、自分から言っちゃったよ。 |
ヴィン | 君が無理矢理その単語に結びつけようとしているからだろう! |
リコリス | ……ヴィンター様、ロリコン、とは…? |
ヴィン | ううむ、なんと言えば良いか… そうだな、低い年齢の少女ばかり好いてしまう性質を持った者を示す言葉だよ。 |
メテオ | 例えばこいつみたいな。 |
ヴィン | だから何度違うと言えば…! |
メテオ | じゃあ聞くが、あんたこいつ以外に親しい女がいるのか? 進んだ関係の奴がいるのか? |
ヴィン | …それは… |
メテオ | ふっ、やっぱり確定だな。あんたはリコリス以外見えなくなってんだよ!(ずびしっ) |
リコリス | ……ロリコン、ですか…ヴィンター様は… |
ヴィン | ちょっと待ちたまえ! 僕をロリコン認定するだけでなくリコリスにまであらぬことを刷り込むな! |
メテオ | と言うわけで、リコリスに上司の性癖を理解してもらったところで、今回はここまでだ。また会おうぜー。 |
ヴィン | 待てっ、弁明させたまえ、閲覧者にあらぬ誤解をされるではないかー!!! |